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鍼灸師の業務

鍼灸師は鍼灸治療というものを行い、数々の疾病や症状に対応します。
ですが、鍼灸とひとくくりにしていますが、法律上鍼灸師ははり師ときゅう師にわかれ

ていることにも注意をしておかねばなりません

その上で、鍼灸師とはいかなることをするのか。
その業務内容などについてこの記事ではみていきます。

(鍼と灸)
鍼灸とはその名の通り鍼(はり)と灸(きゅう)をつかう治療です。
この治療には東洋古典医学における経絡=ツボに鍼と灸を行い自然治癒力を高めます。

では、どのような治療を行うかというと具体的にはのようなことになります

-鍼-

管鍼法(かんしんほう)
日本における鍼といえば、この方法を思い浮かべる人が大戸思います。
これは江戸時代に杉山和一という鍼医が考案したもので、たとえ盲目の人でも鍼をうま

く打てるようにと生まれたものです。

方法としては毫鍼を入れた管を鍼尖が下向きなるようにして、ツボの上でたてて管から

出た鍼柄を刺手の人差し指でポンポンとたたくことで切皮(鍼が皮膚を破って皮下に達

すること)する方法です。

撚鍼法(ねんしんほう)
この方法は、古代中国で生まれた鍼においてもっとも古い治療法であり主流でありまし

たが、日本では管鍼法の登場によりその座を追われました。

どのように針を刺すかというと、押しての指をおいてその指先に鍼を固定して、逆の指

手で鍼の柄をひねりながら切皮する方法です。

打鍼法(だしんほう)
この方法は安土桃山時代に御園意斉によって考案された刺鍼法です。
この方法はツボの先の部分で丸い鍼を当てて、木槌でたたき刺激するという方法です。

この方法は鍼と言っても、管鍼法、撚鍼法ち違い皮膚を切皮することはありません。
従って、鍼が怖いという人でも安心して行える治療法です。


-灸-

直接灸
直接灸、間接灸は一般的にお灸というイメージそのもの。
米粒半分位からごま粒大のモグサをツボに起き皮膚に直接すえるお灸です。

ただし、火とつければ一瞬だけ熱く、それ以上はやけどになってしまうと言う細心の注

意を必要とする技術です。
ですから、施術後には水疱や灸痕が残ってしまうことになるので、そのことを考慮した上で行う必要があります。

間接灸
間接灸は同じくモグサを使うのですが、皮膚との間に空間や生姜やニンニクなど隔てるものを入れて据える方法です。

熱は間接的ですから、直接灸と違い痛みを伴わず、ほんのりと熱くなる程度です。

灸頭鍼
これは鍼と灸の併せた方法で、鍼の頭にモグサの丸めたものをつけて火をつけます。
そいうするとモグサが発する熱が鍼周辺の皮膚に放射して伝わる上に、針治療の効果もプラスされます。

このとき、誤解しがちなのが鍼が暖まって暖かくなるということです。
たしかに、伝導熱もありますが、輻射熱(ふくしゃねつ=放射熱)による効果の方が大きいといわれています。